2010年6月27日日曜日

ふたば幼稚園親学講座

少し戻りますが、6月21日ふたば幼稚園に、親学の高橋史朗先生が講演にきました。
母の会を中心に40名のお母さん方に講演をきいていただきました。

高橋先生の講演を聞くのは、今回で5回目になりますが、何度聞いても勉強になります。

親心の特性である慈愛(母性)と義愛(父性)の調和が大切でありあます。
「しっかり抱いて、下に降ろして歩かせる」

資料抜粋

 しっかり抱いて」とは、かわいいままに、授乳のたびに抱き、眠れなければ抱き、ころんで泣けば抱いてやること。それではじめて子どもは、自分は親から受け容れられている、この世に生まれてよかったんだと感じ、自己肯定感、自尊感情が育まれ、他人を思う気持ちも生まれてくるのだそうです。

 「下に降ろして」とは、独り立ちの前提として、自己抑制、自律性を身に着けさせること。これは、親が子どものために「壁」になることで育まれる。例えば、やるべきことを勇気をもってやるように後ろから支えてやる壁、「大丈夫」と言って自信をもたせる後ろ盾の壁、やってはいけないことを「ダメなことはダメ」と言って阻止する壁が大事ということです。ここのところは、どちらかといえば父性的役割です。もちろん、この父性的役割を立派に果たしておられる母親もたくさんいますが、やはり父親が子育てや教育にもっと積極的に参加して身をもって「壁」になることも大切だと思います。

 「歩かせる」とは、自立させる、出航を促すこと。抱いて、降ろしてという段階をしっかりやっておくことが自立に向けて大前提だけど、やはり最初の一歩にも十分気をつける必要があるとのことです。

子どもの教育のすべての責任は、親にあります。

親としてしっかりとした背中を子どもに見せなくてはなりません。

何事にもチャレンジし、多くの夢を描けるような子どもになってほしい!
私も子どもと共に親として成長していきたいと思います。


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